地球はわが子。古いエゴが死んでなくなった瞬間に見えてきたもの。

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FBに2年前の投稿があがってきた。

読み始めて、最初、
「ん?これいったい何のことだっけ?」と感じるほど、、、

だけど、途中で思い出した!

2年前、師匠あけみちゃんのガイドに従って出た
「感情の旅、LPL式のジャーニーワーク」のセッション体験だった。

最初はね、

過去の男たちに対する憤り、
中絶の痛みやレイプの傷み、
そんな深い傷を掘り起こしながら湧き上がる感情の波に、
ただのまれ泣きじゃくり、
手に握っていた「こん棒」でクッションを叩き続けてた。

私の奥深くにある怒り、悔しさ、虚しさ、やるせなさ、
その感情に名前を付けるならばこんなものたち。

それを湧き上がるままにさせていた。

あけみちゃんは、その感情の下の層に入ることを促していく。

深い呼吸とともに、
意識を腹に落としていくと、

その感情の波は少しずつ質を変えていく。

波間の静けさを感じながら、
下の層に降りていく。
また下の層に、、、。

するとまた新たな感情が湧き上がってきた。

それは恐怖。

死の恐怖だった。

私はエッジに留まりながら、

怖い、怖い、あぁ、、、死にたい、死にたい!
もうやだ、死にたい!

そう口走ってた。

するとガイドのあけみちゃんがこういった。

「はるちゃん、死にたいなら、今すぐ死になさい!」
「死になさい!」
「死になさい!」

私は、、、
「あぁ、、、、死にたくない」
「やだ、死にたくない、、、怖い、怖い」

死への渇望と、
死の恐怖のはざまで、
私はもうひとつ下の層にダイブした。

そして見えてきた景色を2年前のこの投稿に書き記してた。

あのセッションの後、
あけみちゃんは笑いながらこういった。

セッションでクライアントさんに「死になさい」って言ったのは初めてだな、って。

私もまさか、死になさい、って言われるとは思わず。

でも、あの言葉に、
あけみちゃんのセラピストとして肝の座りっぷり、
そして誇りを感じたし、

同時に、私への信頼も感じたし互いの信頼関係も感じた。

潜在意識を取り扱うセラピストという存在の覚悟も自覚した瞬間だったな。

そして今ならわかる。
あの時、あけみちゃんが、死になさい!とかけた言葉は、
私の古いエゴに向けての言葉だったんだろう。

あの時、私の内側で、
存在の消滅を自覚した古いエゴが抗っていたんだろう。

エゴは私に、
私の無力さや弱さを感じさせ、
死にたい、と口走らせ、

そして、あけみちゃんは、
そのエゴそのものに、
「死になさい」と言葉をかけた。

私はあの瞬間、はっとしたもん。
目が醒めたような感覚だった。

そしてエゴは言った。

死にたくない、まだここで、

おまえには力がない、
おまえは生きる価値などない、と私に言い続け、
私から力を奪い続けたかったんだろう。

でも最後、断末魔のような声で、
死にたくない、、、と言って、
そのエゴが消滅していった。

そして見えてきた世界は、
愛の世界だった。

そんなプロセスだったんだと、
過去を振り返りながら、今、深く理解した。

あれから2年。

私は、クライアントさんの感情に寄り添い、
どこまでも深くともに入っていく覚悟は身に付いた。

でも、その瞬間の直感がきたとして、
私は、死になさい、って言えるかなw

クライアントさんのエゴの断末魔をききながら、
愛のムチをパシッっと打てるかな。

あぁ、深い世界だな。

************

2018年12月9日  

変容、トランスフォーメーションの前に起こるカオス、
その混沌とした世界に突如あらわれるエッジ。

もうその先に大地は広がらず、崖っぷち、
一歩足を踏み出せば転落、命の危険すら感じるその場。

そこに深い呼吸と共に留まる。

怖い、怖い。
この身がバラバラに砕け散るような恐れが全身を貫く。

もう何も考えられない。
思考は止まる。

感情は沸き上がり続ける。

深い深いブラックホールに落ちて行くような体感と共に、
私はそのエッジの先、

まさに未知なる世界に、足を踏み入れた。

沈みこむ、深い深い海の底へ。

海底で息をひそめ、肉体の輪郭がなくなり、
私を取り巻くすべてのものとの一体感を味わいながら感じたことは、

美しい。
なんて美しいの。

哀しみを感じるほどの美しさに圧倒されながら、
私はさらに沈みこむ。

心の目を内に向けて開き、
その目が捉えたものは、地球。

青く輝く地球。

あぁ、いとおしい、
なんていとおしいんだ、
美しくいとおしい。

愛のエッセンスに包まれ私は私でなくなり、
真に私であり続ける。

そして伝わる痛みにはっとする。

地球が泣いてる。

痛みに震えながら、
なおも自らの治癒力を発動する命のちからをほとばしらせ、
地球は、生きようとしていた。

あの美しい星でいとおしい命たちがいま泣いている。

もうやめよう。
痛めつけ合うのはやめよう。

互いの命の尊さを知り、
いつくしみあおう。

私はその地球を私の子宮で感じる。

私の子宮の痛みと、地球の痛みが重なる。

そして自らのうちでその痛みに震える地球を癒し、
子宮をいたわり、
私は新たな命の、その産声を聴いた。

新しい地球の誕生。
地球はわがこ。

美しく、このうえなくいとおしい、
ただただいとおしい。

地球はわがこ。

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