↑サラ物語④
ところで、、、
ところでですよ。
夜になってもラーマが帰ってこない。
シータは家に「別の存在」がいることを匂いで察知し
落ち着かない様子ながら普段通り過ごしてくれてた。
うーん、ラーマどうしたかなぁ。
夜もふけて外は急に土砂降りの雨。
ラーマ、どこ行っちゃったんだろう。
サラが来ること勘づいてたのか!?
すごいな。
なんて思いながら、
明日の朝には帰ってくるだろうと休むしかなかった。
.
.
早朝、目が覚めた時、やっぱりラーマの気配がない。
雨は止んでいた。
私はサラの様子を見て、シータにご飯をあげてから散歩がてら外に出た。
ラーマの名を呼びながらあっちこっちを歩き探していたら、、、
なんと!
ご近所さんの裏口にある柵の中に閉じ込められてるラーマを発見!
腰ほどの高さの柵の扉の中に
ラーマがこっちを向いて座っていた。
「ラーマ!!!」と呼ぶと、
にゃーーーーん(ママー助けてー)と叫ぶではないか!!!
.
私は柵の扉の上から身を乗り出して
ラーマを引き上げようとした、
ら、、、、
そこに蜂の巣が目に入った。
そして寒さで動きが鈍っているものの、
アシナガバチが数匹ラーマの頭上にいる。
まじーーーー!!!
怖いよー、どうしよう、、、。
あーん、蜂用の殺虫剤なんで今ないしな。
ビニールかぶって救出するか。
あーん、グローブもないし。
と、かつて農家暮らしをしていた時の経験をもとに
いろいろ考えてみたものの、
※よく庭先や農業倉庫にアシナガバチが巣を作ってたものでね。
とにかく、どうしようもないってことに思い至った。
ご近所さんの家を訪ねてお願いしようか、、、。
あぁ、どうしよう、、、と思っていたら
向こうから朝のランニングをする男性が。
あぁ、王子様、きた!!!
と勝手に😅
申し訳ないと思いつつ助けを求めたら快く受けてくれて。
私よりも背の高い男性で、
蜂の動きをみつつ、
柵から身を乗り出しラーマを救い出してくれた!!!
あぁ、ありがとうございます🙏✨✨
ただ、引っ張り上げるときに首輪が外れ
名前と電話番号が書かれた迷子札を向こう側に落としてしまった。
彼はそれも拾おうとしてくれたけどそれはさすがに無理っぽく、
私も、すぐに作り直すから大丈夫ですと伝え
深々とお礼をしながら、
彼はスマートに走り去り、
私はラーマを抱き抱えながら家に戻ったのでした。
それが朝の6時半ごろの出来事。
もう、、、ラーマ。
ラーマのことになると私は本当に手放せないのよ。
心配で心配でならない。
.
.
家に戻ったラーマにご飯をあげた。
大雨の中、外で過ごしたからか
疲れ果ててベッドでずっと寝てた。
午後になって起きてきた時に
ちょっとだけサラと対面させてみたら
シータほどじゃないけど、
ちょっと抵抗を示してすぐに離れてしまったけど、
感触は悪くなかった。
そんなラーマが、
翌朝、また出て行ったきり
帰ってこない。
翌日も、翌日も、、、
結局、11月1日、4日目の早朝に帰ってくるのだけど、
もうその3日間の苦しさったら。
サラがきて、
ラーマがいなくなるなんて、
もうそんな現実、絶対に体験したくないし、
受け入れ難いし、
本当にやめてほしかった。
それは自分の現実創造に対してよ。
もう、これも私が創ってる、
あぁ、もうやだーーーーってめちゃくちゃ抵抗が出た。
続く
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【MISSION】
自分への無条件の愛を思い出すサポートをして
女性の創造性を目覚めさせる
【VISION】
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◉性=生は喜びであると認識できる世界にすること
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