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フラワーアレンジメントのレッスンに通いはじめて9ヶ月。
これまでは、
先生のアレンジを見本として、
それを真似ながら基礎を身につけてたんだけど、
昨日は先生から、
そろそろ、その基礎をベースに自分で感じたままに生けてみよう、
と言われ、
一同、シーンってなってたww
もちろん人によるけど、
概ね「自由」って怖いんだよね。
みんなはどうだろう?
自由にやっていい、と言われるとどうしていいかわからなくなる、という経験ありませんか?
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一緒にお稽古している方の中には、
やだ先生、突き放さないで(笑)
なんておっしゃる方も。
そして、いつもと違う流れに戸惑っている皆さん。
私、それわかるなーと思ったのです。
いつもそこにあった「正解」がなくなった途端、
どうしていいかわからなくなる、という反応には、
間違っちゃいけないという思いがあるから。
そして、ちゃんと、きちんと、しっかり、上手に、もあるね。
今日は、過去の私も陥ってたし、
そしてここにハマってしまう女性が多いと思うから、
正解探しより、
自分が感じたことを正解にして生きていこう!
自分が選択した道を正解にしていくんだよ!
ってことを伝えたいと思います。
私たちって、ついつい「正解」を探そうとしてしまうよね。
だって、正解ってなんか安心な気がするから。
みんなと同じだと、これで大丈夫だって思えるから。
そして、正しくないと、間違ったらダメだ、失敗は許されない、という心の動きのルーツは、
やっぱり親の世代の価値観と学校教育にある。
私たちは小さな頃から、
いわゆる「いい子」であることにたくさんのメリットを感じてきた。
それは、
「親の言うことを聞いてれば怒られない」
「親に思ったことや感じたことを言ったって、どうせ聞いてくれない、わかってくれない」
「いつも親が先回りしてあれこれやってしまって、私の気持ちなんか尊重してくれない」
だから、
仕方なく、親の言う通りにする。
すると波風立たない。
こんな経験を重ねていく中で、
親の考えを正解にして、その正解に従ってれば安泰だ、というメリットをたくさん享受してしまうんだ。
これはそのまま幼稚園、小学校、中学と続いていく。
みんな一緒に、みんなと仲良く。
さらに、
小さな頃からかけっこで順位をつけられ、
成績や偏差値でレベル分けされ、
学級新聞で、やれ「足の速い子ベスト5」「人気者ベスト5」「かわいい子ベスト5」とランキングで晒され、
絵を描いても、習字を書いても、工作を作っても、いつも点数や順位をつけられてた。
ちょっと変わったことをすればクラスメイトから無視される、
激しく虐められた経験もあるだろう。
いつも、人と自分を比較する、その中で競争がある、さらに答えは誰かが持ってて、
それに合わせていた方が安全、自分の思いや考えを主張することは危険だ。
昭和生まれに私たち世代、
ありのままの自分という存在をOKにする機会が少なかったし、
感性や表現の分野でも、正解や良し悪しを突きつけられてきた。
親や先生、そして周りの子どもたちから良しとされてれば大丈夫だ、と思い込むのは仕方のないこと。
それが大人になった今でも、潜在意識に刷り込まれた「考え方、捉え方の癖」となって発動しちゃう。
すると、自分にとって何がいいのか、
私は今、何を感じてるのかすらわからなくなる。
はい、他人軸な私のいっちょできあがりってこと。
でも、今の時代、もう正解なんてどこにもないんじゃないかってことに多くの人が気づいている。
だからこそ、これまでのように正解探しができなくなって、余計に不安を感じちゃうんだよね。
そんな私も、以前は強烈な他人軸な人生を生きてました。
そんなことに気づかされた、忘れもしないエピソードを。
私がヨガを通して自分を知る=自己探求の道に入りはじめの頃の話。
かれこれ16、17年前になるんだけど、
当時、私が学んでいたヨガでは、
step1 土台をつくる
step2 エネルギーを高める
step3 そのエネルギーに身を委ねる
といった段階を経ながら、自己を解放する、というプログラムがあったんだ。
そのstep3で何をするかというと、
内側で高まったエネルギーを感じ、
感じたままに自由に身体を動かし、
自分という存在を表現する、ことを促されるの。
でね、
私はこれができなかったんだ。
そのステップに入ると、
どうしていいかわからなくなっちゃう。
どう動けばいいかわからなくなっちゃう。
広いスタジオで、たくさんの仲間が感じたままにうねうねと動いてる中で、
私はそれを眺めながら、自分だけできてない、と落ち込みうずくまって泣いてしまったの。
今の私なら、先陣きってうねうねと動くけどさ、
あの時の私は、感じたままに、って言われてるのに、
全然感じてなくて、ただひたすらに考えてたんだよね。
そして、人が何をしているか、それは合ってるの間違ってるのか。
正解はどこ?
その正解と同じことをしなければ。
さらに、それは人から見てどうなのか、かっこいいのか素敵なのかってことばかり気にしてた。
あの頃の体験を機に、考える、と、感じる、の違いを知れたし、
自分がいかに人目を気にして、誰かに与えられた正解にそって生きてなきゃいけないって思い込んでいるか、に気づかされたし、
自分を表現することに恐怖を覚えてるんだ、ってことにも気づけた。
つまり、強烈な思考優位、他人軸人生、まっしぐらな頃だったってこと。
そんな私は、当時33歳、身体的不調がてんこ盛り。
1度目の離婚を経験した後で、
椎間板ヘルニアと過食嘔吐とPMSと子宮筋腫で、
なんかもう、このままいったら死んじゃうよ、って思ってた。
人生の前半で培った自分の在り方が限界に達し、
身体が悲鳴をあげてくれた第1フェーズだったね。
さて、ではこんな他人軸の生き方をやめていくためにはどうすればいいか。
私のもとに来てくれる40−50代の女性たちは、
概ね、他人軸人生に疲れ果て、でも自分ではどうにもならない、と気づいてくれた皆さん。
なぜなら、その原因が、潜在意識という自分にとっての無意識の層にあるから。
自分が他人軸であることはわかってきた。
そして、それが生きづらさの原因なんだろう。
私も自分らしく、自分軸で生きていきたい。
でも、どうしたらいいの?
と思っていた方ばかりだ。
そして私は、長年の自己探求の経験から、
インナーチャイルドに出会っていくことが、実はいちばん早いと思っている。
親をはじめとした大人たちからあてがわれた価値観によって、
自分という存在を否定されたり、
蔑ろにされたと思い込んで傷ついた過去の自分を、
助けに行ってあげるプロセスは欠かせない。
そして、思いっきり泣かせてあげて、
そこからしっかり反抗させてあげること。
当時の私たちは、親からあれこれと言われたりされたりして、
本当は「いやだ!!!」と強く思っていたはずなのです。
でも、その「いやだ!!!」が言えず、
健全に怒ってなくて、
その怒りのエネルギーの奥にある悲しみという感情が、
心のさらに深いところに溜まってる。
この蓄積した古いエネルギーを解放してあげることが本当に大事。
そこからしか、さらにその奥にある、
本当は○○したいんだ!という望みが出てこない。
この望みこそ、
正解ではなく、自分が感じたままを選択していく力になる。
そして、自分が選択したことを正解にするという、
自分軸の生き方にシフトしていくことにつながっていくんだ。
間違ってもいいじゃん、
っていうか違うだけだからね。
そしてきちんとちゃんとしてなくていいじゃん、
自分が感じたことを正解にして、
一歩一歩前に歩いて行く道のりこそが、
自分だけの愛おしい人生になるよ!
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この日のアレンジ、これが私の感じたまま。
どこにも正解がなく、
この世界に唯一無二の私だけのアレンジとなる。
これに対して、正しい、間違ってる、を誰が言えるというのだ。
そして、自分の感性に従って産み出した「創造物」を正解にしていくんだ。
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▼私のMISSION と VISION▼
【MISSION】
自分への無条件の愛を思い出すサポートをして
女性の創造性を目覚めさせる
【VISION】
◉自分を愛する女性が増えること
◉自他の生命の尊厳を脅かす行為がなくなること
◉性=生は喜びであると認識できる世界にすること
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