ゆるしの重ね煮へ。
否定のミルフィーユから、
ゆるしの重ね煮へ。
私たちは、
自分のことを否定したり、
ダメ出ししたり、
不安ばかり考えてしまう、
なんていう時、
そんな自分はダメだ、と否定します。
そして、否定した私をまたダメだと否定を重ねていきます。
これを私は、否定のミルフィーユ、と呼んでます。
でもね、
否定した私をゆるす、
ポジティブになれない私をゆるす。
そして、自分をゆるせない自分をゆるす。
兎にも角にも、
ゆるしを重ねていくのです。
ゆるす。
ゆるす。
ゆるす。
こうして、ゆるしを重ねていくことで、
あるとき、あれ?ってなります。
なんかもう、くすっ、みたいな。
そして、
もう「これでいいのだー!」的な境地になります。
これを「ゆるしの重ね煮」と呼びます。笑
それはそれは、
あらゆる具材(あらゆる感情)が混じり合い、
アクすら旨み、な境地。
陰陽が混ざり合った、
調和の取れた、
優しい味わいになるんです。
これを慈悲と言うんでしょう。
いいも悪いもない。
上も下もない。
右も左もない。
すべてが循環し、
そこに全体性が立ち現れてきます。
自分の嫌なところすら、
嫌いなまま、
自分を愛そう。
自愛、ってそういうことだと思っています。
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