私がなぜ40代以降の女性にフォーカスするのか。
もちろん同年代だし、
いちばん気持ちわかるし、
というのもあるんだけど、
根本的なわけは、
私たちの世代は、
戦争のエネルギーを未だ抱えている可能性が高いから。
私の両親は、
昭和10年と12年の生まれでした。
父は満州からの引き上げ戦争孤児。
身寄りなく孤児院で育ち、農家に丁稚奉公にゆき、、、
なんて生い立ちです。
母は、貧しい暮らしから抜け出すために、
他県の商家に嫁ぎながらもなかなか子供ができず、
お姑さんからも責められ、
夫から不感症女と言われたといいます。
そして子どもができないなら返品だ、
と言わんばかりに家を追い出され、
実家に戻ったら妊娠してることがわかり、
ひとりで子を産みました。
それが私の兄、現在60歳です。
戦中に産まれ、
戦後を生きぬいてきた、
私たちの親世代。
焼け野原から、
あの物質的な貧しさから、
懸命に豊かさを求めてきた世代。
男尊女卑の考えは当たり前であり、
また、男たちも、
お国のために死ねるか?と問われた時代。
その親は、
お国のために、子を差し出せるかと問われた時代。
その後、私たちの親の世代は、
高度成長期にあわせ、
物質的な豊かさが幸福の指標で、
他者より多くを手にすることが成功であると信じてた。
そして私たちは、
成長過程のどの段階でも常に比較と競争の中で、
自分という存在の価値を見出さなければならなかった。
私はあえて、
その古い固定観念と、
他人の価値観によって、
と言い切りますが、
それによって育てられてきた40〜50代、
またそれ以上の女性たちの中で、
生きづらさを感じている方々、
自己否定が強く、
自己批判がやまず、
頭の中は不安や後悔でいっぱい、
そして、自分が今何を感じてるのか、
なかなか掴めず、
それを伝えられず、
また本音を話したら嫌われると感じて、
自分の思いを話せず、
もどかしい思いをする。
そして他人との比較がやまないわけは、
このあたりにあると感じるのです。
円満ライフメソッドを受講中の50代後半のHちゃん。
こんな感想をくれました。
自分の事を、凄く呪縛して生きていたんだなぁーと気づきました。
感じない様にしていたんだと言う事もわかりました。
傷ついて、泣いている小さな私を見ない様にして、
忘れたふりしていました。
いい歳して、そんな事言ってる場合じゃないと。
でも、はるちゃんが寄り添ってくれて、
会いに行けました、その子に。
そこで感じた体感覚は、
紛れもなく自分のものだと確信しました。
そこが、自分を信頼できる一歩になる気がしました。
まだまだ自己肯定感低いけれど、
毎日の小さな選択、
何を食べたいか?何が好きか?
そんな事を大切にする様に教えてもらって、
少しづつ自分の内側との対話をしています。
それも今までには無い発想でした。
それと、何かザワってする事が起きると、
ともかく呼吸!!という意識が身についてきました。
そうすることで、
出来事に飲み込まれて右往左往することが減ってきたと思います。
この講座の良いところは、録画を何回でも観られる事!
耳だけで聞いていても、その度に新しい発見があります。
(50代、Hちゃん)
私たちの世代の女性のなかには、
無意識ながらも、
戦後の価値観が、
深く深く刻み込まれてます。
なぜなら、そうやって育てられてきたから。
そして、無意識ながら、
違和感を感じながらも、
その価値観で子育てをしてきました。
私は、時代が変わろうとしてる今、
もうこの価値観を、
次の世代繋げてゆくわけにはいかないと、思うのです。
私自身、子どもを産まなかったからこそ、
そう強く感じてしまうのだと思います。
戦いのエネルギー。
自分には力がないと思い込み、
自ら被害者となり、
同時に加害者を作り上げる、
その思考の癖は、
自分が自分を責め続け、罵り、
攻撃する内なる戦いの現れ。
外の世界の戦いを本当に終えてゆくためには、
この内なる戦いを終えてゆくしかないと、
私は心から思っています。
そして、他者を許す前に、
まずは自分を許す。許す、ゆるす、許し切る。
その結果、他者を許せるようになってゆく。
とことん自分をゆるすために、
その具体的な実践を共にするために、
私は受講生の方に、
7ヶ月から1年、寄り添わせてもらってます。
8月末に、無料セミナーを開催します。
もう本当に、生きやすくなりたい。
そう思う方は、ぜひご参加ください。
⬇️⬇️⬇️
コメント