今日は大学病院へ初の診察。
きっとかなりの待ち時間だろうな、と思ったので、Macをバックに入れて行って正解!
大学病院に到着して受付で待っていたとき、
目の前のテレビから流れてきたのは、
「更年期で辛い奥さんと、それを責めていた夫」
このおふたりが、何やらアプリを開発されたよう。
ちらっとしか聞かなかったから正確な情報じゃない、という前提で。
どうも、奥さんが日々の体調を入力すると、そのデータが夫に届き、
「奥様が5日間ほど体調が悪いようです、診察を勧めてください」とか、
奥さん側に、
「夫に何をしてもらいたいか、シンプルなことをひとつ伝えましょう」
とかが送られてくるみたいなサービスだったの。
これ、AIが管理し互いのコミュニケーションを促すってことなんだね。
いや、そもそも、体調悪いとか言えばいいし、夫もケアしてあげてよ、って気持ちもなくはないけど、
日々、パートナーシップにまつわるさまざまなお話を伺っていると、
それができないわけも、夫婦間のコミュニケーションが滞ってしまうわけもよくわかるから、
なるほどねー、これもひとつのアイディアかもね、って感じがした。
とはいえ、心のプロとして何が起きてるのかなーと推測が広がったのも事実。
長い待ち時間でやろうと思っていた仕事をわきに置いて、
このおふたりの場合、どうなんだろう、ってことを書いてみたいと思う。
夫「ダラダラしてる妻にカッとなった」
「俺だって仕事で忙しいのに、家のことを全部やらなきゃいけないのはしんどい」
妻「ちゃんとしろと言われて辛かった」
「こんなに辛いのになんでわかってくれないのと悲しくなった」
で、この「昭和の夫婦」あるあるな感じのコミュニケーションって、このご夫婦にとって、きっと今に始まったことじゃないだろうなと推測。
でも、奥様の更年期をきっかけに、気づきがあったんだろうね。
さて、
人に対してカッとなったりイラッとしてしまう時、
それは、その本人が自分にそれを禁止しているからだ。
だから、実はめちゃくちゃ羨ましい、んだよね。
だって、本当はやりたいのに、自分にはダメだって禁じていることを、
目の前でシャーシャーとやられるもんだから、人はカチンとイラッとしちゃうんだよね。
きっとこの夫さんは、
「ダラダラしちゃいけない」
「サボっちゃいけない」
「きちんとしなきゃいけない」と、
自分をたくさんの「べき・ねば」で縛り付けて、それを自分に言い聞かせるように働き続けてきたんだろうね。
本当にお疲れさま。
本当はあなたももっと、自分に自由を与えて解放してあげていいんだよ。
私はこれ、この世の全男性に言ってあげたい。
そして「俺はこんなに〜してる”のに”」と、たくさんの「のにジュース」を飲み続けてきたはずだ。
この「のにジュース」とは、私の師である岡部明美さんが教えてくれた言葉だけど、言い得て妙、というか。
私の頭にも強烈にインプットされて、
自分でも「私だって〜してる”のに”」という思考が湧き上がったら、
すぐに「あっ!」と気づくようになり、
本当は嫌なのに我慢してやってたんだな、と、
その「のにの裏」にある本音を探っては、それに許可を出して、自分にさせてあげたりした。
そして、本当のノニジュースは免疫を上げるけど、
こちらの「のにジュース」は免疫を下げるから、まじで飲むのやめた方がいいww
とはいえ、この「のにジュース」を選択してるは私だと認めるしかない。
無理してやる、嫌なのにやる。
やりたいのにやらせない。
それを選択するわけ、つまりそこにはメリットがあるからで、
ってことは実は相手は関係なく100%自己責任であり、
自分でそれを意図的に辞めていくしかない。
そして奥さんの方はといえば、
辛い、悲しい、という感情に触れてますね、本当に辛かったよね。
きっと「夫ともっと心通うコミュニケーションがとりたい」と考えたことあるんじゃないかな。
でもね、私は自分の経験から、また、たくさんの女性たちのお話を伺う中で確信してるのが、
自分と対話できない人が、パートナーと心通う対話ができるはずはないと思ってる。
そしてこれも推測だけど、この奥様の場合、きっと心の奥深くで、
つまり潜在意識では、
「私はそういう扱いをされるに相応しい存在だ」と自分の価値を下げてる可能性が高いね。
きっと人生の中で、もちろん夫婦関係の中で、
いいことも辛いこともありながら、
「私は大事に扱われない」という信念の「証拠集め」のような経験をされたんじゃないかな。
つまりここなんだよね。
自分の存在に対する価値が低いと、
どうやったって自分で自分を大事に扱えないし、
そうなると、目の前のパートナーからも、どんどん(自分の望む形では)大事にされないようになっちゃうんだ。
夫は夫で、
仕事してお金を稼ぎ、家族を養うってことが、最大の「愛の証」だから、
それさえやってればいいじゃないか、という考えを持ちやすい。
でも、女性はそうじゃないよね。
女性にとっては、
もっと気持ちを汲み取ってもらったり、もっと丁寧に話を聞いてもらったり、
共感してもらって肯定してもらいたい。
例えばそんなことを望んでいたとしても、
夫は夫で、自分に鞭打って頑張っていたり、
そもそも、夫自身も自分で自分を否定し、他者からの肯定を受け取る力がなく、
だからこそ、妻から信頼されていない、なんて感じちゃったりすると、
それが難しいことだったりする。
では女性として、何をすればいいか?
まずは、自分で自分の気持ちを汲み取ってあげて、
自分で自分の話に耳を傾けてあげる、ってことよね。
自分を大事に扱ってあげれれば、絶対に目の前の人も自分を大事に扱ってくれるようになるから。
今回のアプリの問いにあったように、
あなたが望むことを、シンプルにひとつ、伝えるようにしてください。
は、まさに、
自分で自分に問いかけ、
今何をしてもらいたいか、というニーズを抽出して、
それを男性がすぐに行動に移せるような、シンプルなひとつに絞って伝えてみてください、ってことよね。
男性には曖昧なお願いはなかなか通じない。
甘いもの買ってきて、
じゃ、何を買っていいか迷うわけよね。
シュークリームなのか、
チョコレートなのか、
ショートケーキなのか。
それも、どこの何、って指定してあげれば、男性は間違いなくそれを手に帰ってきてくれる。
男性ってそういう生き物だと思う。
だからこそ、私たち女性が自分に問いかけ続け、自分は本当は何を望んでいるのかを知る必要があるんだよね。
さて、そろそろ診察です。
更年期についても書きたいからまた続きはどこかで。
⏬⏬⏬
もうひとつの歯医者さんネタへ続く
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