何かを始めるときはいつもこう。
インスピレーションがわいてきて、
その直感に対して、私自身の感情がふわっと高まる。
お、いいアイディアじゃん!!
そう感じれば感じるほど、どんどんアイディアがわきあがってくる。
そして想像するの。
それをやってる自分、そしてそれを誰かに与え伝え、
受け取ってくれた方々が喜んだり、
役に立ったーと感じてもらったり、
心や身体が少しでも軽くなったり、
そんなシーンを思い浮かべるとますます私の気分がよくなってくる。
このとき私は、内なるソース、源とつながってるし、
私の中を通り抜ける「宇宙の創造のエネルギー ウェルビーングの流れ」にのっている。
その流れにのっているときは、
自分の可能性を制限するビリーフによるマインドに乗っ取られてない。
だからすごく気持ちのいい状態なんだ。
しかし、
だがしかし!
じきに出てくる。
決まってこう言ってくる存在もいる。
「ねー、それどうやってやるの?」
「えー、大変じゃない?」
「また思いつきではじめちゃって大丈夫?」
みたいなことを言う存在が、私の中に確実にいる。
それを私は「はるキンマン」って呼んでいる(笑)
なんかバイキンマンみたいだけど(笑)これは大いなる愛を持ってこう呼んでます。
これは、エイブラハムの言葉を自分なりに解釈、実践して、今や素晴らしい瞑想者であり伝道師になっているハッピーちゃんが、昨年からスタートした「HTL」という場でシェアしてくれた考え方で、そこでは「エゴキンマン」と呼ばれている、きわめて自己否定的な自我の存在のこと。
➡ハッピーちゃんのブログ
否定的な言葉をたびたびかけてくるこの内なる存在は、
根深いビリーフが発動している証だし、
その声はまさに、
自分を安全な枠の外に出さないよう、
自分を守るためにずっとそばにいてくれた存在でもあるから、
以前はその声によって、恐れや不安を増幅させてたけど、
今はもう、その声の正体もわかるし、
その声との対話方法も身につけた。
だからこそ、はるキンマンのその声に耳を傾け、
「そっか、やり方に不安があるんだね?」
「何か大変なことが起きそうな気がするんだね?」
「思いつきではじめて、それを続けられなかったらどうしようっていう不安や罪悪感がわきあがるのかな?」
そんな風に、はるキンマンの言葉の奥の真意に共感しながら頷いてあげてると、
「うん、そう。だってさ、、、」と昔話を始めてくる。
はるキンマンは、過去に体験した嫌な気分を感じたデータを引っ張り出してきて、
それがまた起こるんじゃないかって予測して怖れているだけなんだよね。
これが、トラウマであり、ビリーフであり、過去の体験によりインストールされたプログラムを自動反応で起動し「行動に移させない」「新しい選択を選ばせない」、
つまり、今と未来を生きれない原因なんだよね。
過去の痛い経験、
癒されない傷、未完了の思い、
過去の失敗、過去の過ち、
私たちは、人生において体験した様々なことを、もうあんな思いはしたくない、あんな痛みは感じたくない、という強い防衛本能とともに、
ネガティブなこととして後生大事に身体にため込んでるだ。
その声が内側で大きく鳴り響くと、もう本当に怖くて動けなくなる。
これまでと同じ思考パターン、これまでと同じ選択をし、新しい一歩を踏み出せない。
新しい創造のプロセスに入れないんだよ。
それでいいの?
私は自分に問う。
私の答えはNOだ。
だからこそ、はるキンマンの声が聴こえたら私はすぐに瞑想をする。
それは、ほんの数分でいいの。
目を瞑って呼吸に意識を向けて、身体をらくにして、
どこに緊張があるかに気付き、
自分が何を恐れているのかに気づき、
それに優しく寄り添って自分の内なる声に耳を傾けるんだ。
はるキンマンは、気づいてもらえて、寄り添ってもらえて、ほっとした様子。
そして、私はこんな声を脳内でかける。
あなたが恐れいてるのはもう過去の出来事なんだよ。
力を抜いていいよ。
リラックスしていいよ。
安心していいよ。
私はあなたと一緒にいるから。
一緒に新しい可能性を探してみない?
自分を否定したり、自分を卑下したり、自分を罵ったり、
そして自分を信頼する気持ちをポキンと折って自信を失わせたり、
もうそんなことしなくて大丈夫だよ。
するとしだいに、内なる否定的な思いは薄れていく。
内に起きてることをはねのける必要もない。
不安や恐れをないものにして、強引に前に進む必要もない。
ただただ、今起きてることに気づき、そこに優しいまなざしを向け、
自分への傾聴、自分に優しく寄り添う意識を向け、
対話してあげればいい。
するとまた、インスピレーションとの回路がつながり、
前向きで健全なアイディアがわきあがってきたりする。
こうして、私と、私の中の存在との対話は続いていく。
そして、私は私と、どんどん、どんどん、仲良くなっていく。
つづく
コメント