
この2週間くらい旅に出てました。
行き先は、
身体の内側。
潜在意識の奥深く。
7日に行ったダイビングをトリガーに、はっきり激しく湧き上がってきた罪悪感。
そこからズルズルと出てきた無力感。
諦め、心細さ、孤独で淋しくて悲しくてたまらない私。
あぁ、この嫌な感情、跳ね除けたい。
何かで気を紛らわせていい気分になってしまえばラクになる。
でも、それを望んでいない「わたし」がいる。
「本当の自分」は、この古い重たいエネルギーが身体に蓄積されてることが不自然でならない。
「本当の自分」はいつでも愛そのもの、喜びや感謝の周波数帯のエネルギーしか放っていない。
にも関わらず「人間の私」は恐れという幻想を抱き続けてる。
ここが不自然なこと。
私の中に残るこの古く重たい恐れのエネルギーが、
未だクリーニングされることなく、
身体という潜在意識の領域に留まっているから、
私から、じわりじわりとその重たい周波数の波が出続けてしまう。
その周波数に一致するもの、共振するものがたびたび現実として立ち現れてくる。
引き寄せの法則とはこういうこと。
今回は、お金の領域で出てきた。
瞬間風速だけど、口座残高が1,800円になった。
ローンや借入はたんまりある。
来月の家賃すら危ない。
「お金がない」「お金が足りない」「どうしよう」「誰にも頼れない」「私は独りだ」「怖い」「死ぬ」
そんなことを思ってしまう時ですら、謎に安定し、いい気分を保ち、
「未来は絶対に大丈夫、私は大丈夫」
「宇宙が私を見放すわけがない」と思っていられたのはいい意味で驚きだったけど、、、。
今回立ち現れた金銭的な課題は、
それこそ子どもの頃から親の姿で何度も見てきたものであり、
私の人生に、そっくりそのままコピペされてるもの。
若いころから何度も何度も経験してる。
2022年の私は、算命学で観ると天冲殺1年目。
しかもテーマが「お金にまつわること」と年始に言われてたから覚悟はしてたけど、
なるほど、こういう形できちゃったね、って感じ。
天冲殺は2年あって、今年より来年の方がヘビー、と言われてたから、
今回のことでしっかり向き合っておこうと心に決めた。
これまでだって、お金の問題はもう終わりにしたいと本気で望んでた。
でも、またこうやっていつも同じパターンで似たような現実を産み出したってことは、
潜在意識のクリーニングが終わってない証。
今年の5月、6月あたりから、不調和な現実が起きはじめ、
そこからお金の巡りが一気に止まった。
これは向き合うところだ。
7日の沖ノ島ダイビング、そして8日のライオンズゲート。
ここからキツい感情がドバドバ出てきた。
どんな感情も自分の中から出てきたものだ。
それとは正面から向き合ってあげたい。
今がその時とばかりに出てきてくれたエネルギーだもの。
今回のこれ、
そうとう古いな、
そうとう頑固だ。
凝り固まってる。
この感情、私だけのものじゃない。
明らかに親、ご先祖さまから続く感情だなーと察しがつく。
ふぅ。
これ、死にたくなっちゃうレベルだな、と客観的に眺めつつ、
私は腹を決めて、
心の海の波打ち際で寝っ転がるように、
感情という引く波、寄せる波に身を委ねた。
感情が強く押し寄せてくると身体に痛みが起きてくる。
鳩尾がぎゅっとなる。
胸がゾワゾワする。
お腹がキューっとなる。
首も右腕も痛くてたまんない。
その痛みや違和感という身体感覚にだけ意識を向けて、
最悪に居心地の悪いところに留まり続けた。
ふと記憶が蘇る時もある。
でも記憶には引きずられないようにする。
頭で「あぁ、あの時のあれね」「寂しかったね」「辛かったね」と解釈と共感を加えず、
ただただ感覚の中に降りていった。
声を出したくなる。
怒鳴りたくもなった。
泣きたくもなった。
突然笑いたくもなった。
そのすべてをただこの身体にさせてあげた。
少し落ち着きを感じた時は、
ヨガをして瞑想して、
ジャーナリングをして、
絵を描いた。
朝日を浴びたり、海に行ったり、散歩したり、月を眺めたり、
マッサージに行ったりのんびりお風呂に入ったり、
パートナーと歓喜溢れるまぐわいもした。
そしてまたひとりになり自分と向き合う。
まさに「ひとりクリーニング・リトリート」だったなぁ。
そんなひとりリトリートは、昨日の朝、おもむろに終わりを告げた。
その日の夜中、福岡には激しい雷雨、落雷があり、
眠りの深さには自信がある私、ちょっとやそっとのことじゃ目も覚めないのに、
さすがに飛び起きたほどの轟音。
心臓の鼓動が速まってる。
窓の外の光を見て、叩きつける雨音を聞いて、身体がギュッと緊張していた。
息が詰まるような感覚もあった。
寝ぼけた頭で状況を理解するより先に、こうして身体の方がたくさんのリアクションをしてくれてる。
この身体の反応、緊張といった身体感覚もまた、リトリートのひとつだと理解した。
私が危険を察知して感じた「不安や怖い」といった「感情」を感じてあげよう。
これは、子どもの頃、お父さんが帰ってきた物音に反応した小さな私の緊張感と同じだ。
酔っ払い、突然大声をあげて怒鳴りひっぱたかれた恐怖と一緒だ。
この古いエネルギーを手放そう。
私は自分の身体を優しく撫で、ハートをよしよしとさすり、
夏掛けのブランケットに顔を埋めて身体を緩めてあげた。
そうすることで、恐怖や不安はふわりと溶けて、 またすぐに眠りに落ちることができた。
そして朝になり目が覚めたとき、身体がとても軽かった。
時計はまだ5時。
でも外に出たくなった。
まだ朝焼けもはじまらない空を眺め、ゆったりと歩いた。
視界が開けてる。
あぁ、軽い。
リトリート終了だな、と実感した。
リトリートをあえて振り返ってみる。
私の中の女性性のモデルは、母であり、母方の祖母。
私の中の男性性のモデルは、父であり、会ったことのない祖父。
母も祖母も、父や祖父の金遣い、女問題に苦労しっぱなしだった。
そして、母も祖母も本当によく働く人だった。
家計を支えるために働きづくめ。
でも父や祖父はお構いなしに借金抱えたり、外に女を作って出向いてしまう。
祖父は早くに結核で亡くなり、祖母は女一人で4人の子どもを育て上げた。
母は父がアルコールとギャンブルに依存し借金抱え、私の学費も使い込む中で、
文句を言いながら、夫婦喧嘩を繰り返しながら、それでも働き続け私を支えてくれた。
父が50代でくも膜下出血で倒れ、障害を持った後もひとりコツコツと働き続けた。
私はその姿を見て育っている。
母が働く姿を不憫に思っていたし、働けど働けどらくにならぬ暮らし、、、を体現する彼女を、
心の奥で見下し、あんな生き方はしないと心に決めた。
そして何度、父親との離婚を迫ったか。
母が稼いだお金を平気で使い切る父親を私も恨んでいた。
さて、私の中には、その女性性と男性性が存在している。
私は、中3からバイトして自分で学費を稼ぎ、
高校、浪人、短大、と水商売のバイトを中心にしながら、結構な額を稼いでいた。
でも、すべて使い切ってきた。
結婚したあとも、夫の収入の限界値まで使ってしまうことも多く、よくたしなめられてた。
自分で働いたお金もとにかく使い切ってしまい、気づけば借金を抱えている状態。
そして夫にお願いして、どうにかしてもらう。
ごめんね、と罪悪感ばかり感じ、心から感謝しきれてなかった。
そんな現実ばかり創ってきた。
今、自立して自分で生計をまかなう段になり、
ここを整えようと努めてきたけど、やっぱり同じことしちゃった。
愛と喜びのエネルギー循環を目指していたけど、ここでスタックしたということは、
根本のエネルギーを転換しなさい、というサイン。
私の中の女性性は、我慢、不平不満、働けど報われないという感情を蓄積してる。
私の中の男性性は、自分の無力感から逃避するように、アルコールやギャンブル、外の女に走る。
そして強がっているけど、劣等感と罪悪感が染み付いてる。
今回、代々受け継がれて、私の中にも染み付いていた古い感情、
本当に、私にはもう必要ないエネルギーを大きく手放せた。
だって今朝の軽やかさはレベル違いだもん。
そして、数日前まで感じていたあの重たい感覚もスルッと消えてる。
私のなかに、本当の自分、ソースの周波数、愛と喜びと感謝が溢れてきてる!
あぁ、気分がめちゃくちゃいい。
こうやって、感情を感じきる時間を取り、古いエネルギーを身体から排出してあげることで、
身体から無意識レベルで発せられている波動、周波数が変わっていくの。
そして、身体が発する波動、周波数が変わるということは、
身体はリラックスしてくつろいでいる状態、
そこでひろう思考の周波数も変わり前向きでポジティブになる。
すると、引きつける現実もまた変わってくる。
これが引き寄せの法則の極意なんだ。
つまり、人生の奥義を意図的に活用するためには、
感情を身体感覚として感じきり、古いエネルギーを排出することを繰り返し行うことはとても有効。
多くの方が知らない、感情の存在意義と感情の扱い方を、
お伝えしていこう!
そんな情熱に溢れてる今です。
近々、感情マスターになる無料セミナー、
そして、感情マスタープログラムという実践講座をリリースします!
コメント