「あなたがたは、なぜそんなに自分を無力だと感じるのですか？」

今朝目が覚めた瞬間に聴こえた声。

熊本は私の故郷だ。
今あの地を中心に甚大な自然災害が起きている。

そして今、

その「自然の脅威」を目にして、
多くの人の胸に、恐怖と絶望的な無力感が湧き上がっているのではないかと思う。

そして明日は我が身、と不安を覚え、災害に備えている人も多いだろう。

そんな中、人力で復旧作業に当たる多くの人たちの活動を見ては、
人のたくましさを感じるのではないだろうか。

それは、このような自然災害が起こるたびに、
私たちの中に芽生える思いや感情だと思う。

そして、この数年、自然災害はその規模を増し、
異常気象はもう普通、なんて言葉を皆口々に言っている。

私はヨガを本格的に始めた2005年あたりから、
自然への関心がわき、
地球温暖化をはじめとした気象に関する意識も高まっていて、
それを食い止めるべく、自分の生活を根こそぎ見直してきた。

しかし、一個人が意識を変えてみたって、
地球は温暖化の道を進み、その結果、自然災害は増え続けている。

そんな中、私が信頼している環境活動家の一人、
宇宙の子マサくんがこんな投稿をしていた。

マサくんもこう言っている。

「大規模な自然災害は、今後、もう普通なこととして捉えたほうがいい」

この記事には、それはなぜかというと、という説明がとても分かりやすく書かれているからぜひ一読してもらいたい。

ここで、私の方からひと言でいいきってみる。

私たちは過去100年ばかりの間に、
地球が80万年続けてきた生命のリズムを、
がらりと変えてしまった、ってこと。

＜細かく要約するとこんなストーリー＞
①地球はこれまで、約10万年周期で「氷河期」と「温暖期」を繰り返している。

②そして過去80万年間、地球はその周期をリズム的に繰り返している。

③そして今2020年は「温暖期」にあたり、あと5万年は続くと言われている。

④「氷河期」と「温暖期」の違いは何かというと、大気中にある「温室効果ガス」の量。

⑤「温室効果ガス」とは何かというと、二酸化炭素を主としたもので、太陽の熱を大気圏に保ち、地球を暑すぎず寒すぎず、生命がいきれる約15℃に維持してくれているもの。

⑥「氷河期」の「温室効果ガス」の量は、約200ppm。

⑦「温暖期」の「温室効果ガス」の量は、約280ppm。

⑧そして今現在の「温室効果ガス」の量は、411.5ppm。

⑨つまり通常の温暖期の約1.5倍！👈これは非常に多いってこと！

⑩ちなみに、60年前は315ppm。

⑪この60年で1.4倍！

⑫そして今も毎年「温室効果ガス」は増え続けている。

⑬これにより、地球の気温は上昇しつづけ、地表や海から水蒸気が上がり、それが雨になって降ってくるから、雨量は増え続ける。