内なる叫び、うっせぇわー!それは自分が自分に言ってる声

心・身のこと

遅ればせながら、
昨日、「うっせぇわ」を聴きました。

いやー、衝撃だった。

この曲、
Adoという18歳の女子高生が歌っているそうで、

すでにYouTubeで1億再生となってるそう。

私は全然知らなくて、
昨日の朝、さとうみつろうさんのブログでその存在を知り、

さとうみつろう『うっせぇわ!が爆ヒットした本当の理由』
YouTube最短で「1億再生」を突破した、Adoさんの『うっせぇわ』。誰でも1度は聴いた事があると思います。 僕はスーパーで流れてた時に「椎名林檎の新曲?」…

YouTubeで聴いてみたら、
もう1日中、サビの旋律が頭から離れず、

うっせぇわ、と歌ってたわけじゃないけど、

何はともあれ、潜在意識に一瞬で刷り込まれる
この曲のパワーを思い知ったところ。

その後、ざっとググってみたところ、
なるほど、賛否両論な世間の声。

共感性羞恥、という言葉まで流行るほど、
この曲を聴くだけで嫌悪感を感じるという人の投稿もたくさん見かけた。

https://kyon-tanisuke.com/usseewa_kirai/

特に、小さな子どもがこの歌を歌っていると、
親がめちゃくちゃ反応するらしい。

わかるよね。

子どもがこれらの言葉を1日中口ずさんでたら、

こんな汚い言葉使っちゃだめ、
反抗しちゃダメ、
反発しちゃダメ、
いうこと聞かなきゃダメ、

って思いながら、
自分に山ほど制限をかけて生きつつ、

その投影から、
子どもにあれこれ指図出してる親としては、

耳が痛すぎる、、、。

実際、ピアノの先生をされてる方からこんな話を聞いた。

子どもたちが、うっせぇわを弾きたい!というらしい。

すると、親はやめてほしいと感じる。

でも子どもはやりたい!という。

ここでも、

子どものやりたいを、
親が封印する、

ということが起こると、

結局また子どもは、
自分の自由な感性を否定されたと感じ、

まじで、うっせーわーってなっちゃうよね。

本当は、ここに抵抗を起こす親ほど、
子どもの頃、

あれはダメ、
これはダメ、

きちんとしなさい、
ちゃんとやりなさい、

って散々言われて、
それにものすごく抵抗を感じていたんじゃないかな。

つまり、大人になった今でも、

親や社会から刷り込まれた固定観念、
常識、ルールにそって、

自分の価値観、自分の感性、
自分という存在を認めることができず、

その制限のなかで生きてる人にとっては、
めちゃくちゃしんどいだろうな、と思う。

そんなこと思っちゃダメだ、と
こんなこと感じちゃダメだ、と

自分の感性、感情を閉じ込めて生きてきた人は、

そんな自分は、
存在すら許されないシャドーの部分なわけで、

そのシャドーの存在がグラグラと揺さぶられるもんだから、
強烈な抵抗感を感じてしまうんだろう。

さて、ここで私の話。

私がなんでこの曲に衝撃を受けたかというと、

この「うっせぇわーーー」ってフレーズ。

2年ほど前、

あまりに自分自身を制限する頭の声がうるさくって、

自分に対して、
この言葉を叫んだことがあるのよ!

やりたいこともある。
もっと自由になりたい。

好きなことして生きてたいんだ。

という私に対して、

私自身がそれを止めようとする、
そんな思考がたびたび上がってくることに意識的になった時、

あーーーーー!!!

もうまじでうっせーわー!!

ほっといてくれ、

いいかげん、私の幸せ邪魔すんな!!!

って、自分の本音が、
頭の中で騒がしく囁くマインド=エゴに叫んだんだよね。

あそこから、私の意識はまた大きく切り替わったと思ってる。

そう、この「うっせぇわ」を、
外の世界に反発、抵抗し叫ぶ言葉ではなく、

あくまでも内側の声として聞き取ったの。

でもね、

外側から言われてる言葉は、
実は、自分で自分に言ってる言葉であり、

外から制限されてるように感じたって、
実際は、全て自分で自分を制限してるに過ぎない。

私はそう解釈してるから、

外の世界への反発は、
結局は自分が世界をどう解釈し、
どう捉えるかによるし、

自分の中で起きてることが、
外の世界に見えてきてるだけなんだよ。

さて、最後に、
この英語版を聞いて、また鳥肌ものだった。

うっせぇわ、の部分を

You say, you say, you say wrong!

と歌ってるだけど、、、

私たちが、頭の中で囁く、

自分への否定的な言葉、
批判的な言葉、

自分の可能性を摘んでしまうような言葉に対して、

それは違うよ、間違ってるよ!

って力強く言えたらどれだけいいか。

自分への間違った自己批判的な評価を、
自分の本質から、NO!と言ってあげられたら、

どれほど、自分自身がホッとするだろう。

私たちは、決して無力でもなく、
無価値でもなく、

誰もが存在を許された、

唯一無二の存在だということを、

自分で自分に認めてあげたいと思う。

いやー、もう若い世代の才能に脱帽!!

あと、Adoを調べてたら、
yamaというアーティストも知り、

この方にも圧倒された。

これからの時代を牽引する存在が、
闇に光を灯そうとする存在が、

続々と台頭してきてることに希望を感じる!

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