三浦春馬さんの死を受けて

身体

私は芸能界に疎くて、
今回亡くなった俳優さんの動く姿すら見たことがありませんでした。

人気があって、誰からも慕われた方だったようですね。

そしてニュースを知ってから、
YouTubeで1、2本、彼のインタビューなどを拝見しました。

また彼の死に関するいくつかのブログ記事やYouTubeなどが目につき、少しだけ見てみました。

このような時に、言うべき言葉なんか見つからないです。

本当に、ただただ痛ましい。
本当にそれだけ。

それは今回に限ったことではない。
これまでもずっとそう。

だからこそ、私はこれまでこういう現実に対して特に書くこともなかったけど、
もういい加減、そろそろ、私たち一人ひとりから現実を変えていきたいって強く思う。

だからこそ、あえて今、ひとつシェアしたいものが「報道の在り方」についてです。

報道のガイドラインについて

テレビ報道のガイドライン違反に関するこのニュースです。

三浦春馬さん「自殺」でテレビ報道の”ガイドライン違反”が続々!
テレビ報道はルール違反だらけ!三浦春馬さんの「自殺」のニュース 冒頭に掲げたTBSテレビのニュースは18日に同局が初めて三浦春馬さんの死去について伝えたものだったが、「自殺報道」をめぐる見出し(ヘッドライン)の表現として極めて問題が大きい。 三浦春馬さんの自殺

このガイドラインは自死だけでなく、
数々の薬物中毒への報道であったり、
さらには数々の被災現場の報道であったり。

すべてにおいて、本当に大事にされるべきことだと思うのよ。


報道とはなんだろう、メディアとはなんだろう、とつくづく考えさせられる。

そして、SNSやブログ、YouTubeというツールをそれぞれに受け取っている私たちは、
もうすでに「自分メディア」であるという自覚も大事なんだと思う。

それぞれが自分の思いや考え、その思想、価値観、世界観を自由に発信できるからこそ、

特にこういう負の連鎖が想定される領域では、すべてを自分事として捉えていく感性が求められると思う。

自殺報道に関するガイドラインは主に以下の内容のようです。

▼報道を過度に繰り返さないこと
▼自殺に用いた手段について明確に表現しないこと
▼自殺が発生した現場や場所の詳細を伝えないこと
▼センセーショナルな見出しを使わないこと
▼写真、ビデオ映像、デジタルメディアへのリンクなどは用いないこと


▼有名人の自殺を報道する際には、特に注意すること
▼支援策や相談先について、正しい情報を提供すること
▼日常生活のストレス要因または自殺念慮への対処法や支援を受ける方法について報道すること
▼自殺と自殺対策についての正しい情報を報道すること

自殺総合対策推進センター
https://jssc.ncnp.go.jp/index.php

「誰かに相談できなかったのか」の問い

私は今、心理セラピストとしても活動をしていて、

皆さんの心の表層に浮かんでいる悩みや戸惑い、
現実的に直面している問題を聴かせていただき、

そこからその方の本当の痛みを共に見つけ出し、癒し、
その痛みから生じていた「人生を生きづらくさせている根源のつまり」
をとることのサポートを生業にしている。

これまでも、ヨガ教師として、
生徒の皆さんの心と身体に関わらせていただいてたと思っていたけど、

心の領域を深く学んだ今となっては、
それがどれほど浅い領域だったのかと気づかされている。

自死を選んでしまった方に対して、

「誰かに相談できなかったのか」という問いが立つ。

そして身近にいた方々は、

「なんで話してくれなかったんだ」といたたまれない気持ちになる。

でも、私の元で心を開いてくださる皆さんだって、口々にこういうよ。

「こんなこと、これまで誰にも話したことがなかったです」

そう、本当に私たちは、

自分の心の中を、本当の痛みを、

表に表すことなく生きてると思う。

そして多くの方が、実は何を感じているかに気づけていない、のです。

だからこそ、お話を伺い、傾聴し、質問を繰り返していくと、

自分でも思ってもみなかった言葉を口にしたり、
これまでこんな思いに気づけませんでした、ということを話してくださいます。

そして、本当に小さな子どもが泣きじゃくるように、嗚咽を吐きながら泣かれる方もたくさんいらっしゃいます。

友達との雑談の中で相談をしたって、それはやはり雑談になってしまうことが多い。

根本的な痛みや、その痛みを自分の中に留まらせてしまい、
さらに増幅させる思考の癖、習慣的な行動パターンを共に深堀すること、

つまり「自分と向き合うこと」は、友達との雑談の中ではできないと思うのです。

そして、友達と過ごすにぎやかな時間の後、ふと一人になって、
また強烈な孤独を感じてしまうこと、誰にだって経験あると思う。

そうやって、私たちはみんな生きてますよね。

自分と向き合う、自分の心の中でいったい何が起きてるを深堀する方法なんて、
親からも、学校でも、社会でも、誰からも教わらない。

私たちは、生きるべき存在でありながら、
真に生きるということを学ぶ機会が少なすぎるんじゃないかと思うのです。

心の領域は身体から、身体の領域は心から

そして、「健全な精神は健全な身体から」の言葉を、
私たちひとりひとりがもっと大事にできたら、と本当に思う。

心がまいってしまう時、
それを自分の性格や在り方に落ち度があると、
自己否定してしまうけど、

実は身体がとても疲労している、
身体的にエネルギーが不足している、

健全な睡眠がとれていない、
栄養が不足している、

その側面からも注意を向けてみる価値は大いにあります。

私たちは、この肉体に宿る「意識そのもの」であり、

肉体に意識が宿り、
生命エネルギーが宿るからこそ、

身体となり、人間として思考と感情をもち生きている存在です。

どっからどうみても、その複合体なんです。

それをトータルで見わたせる視野をもてる世界がいいと思っています。

そして私が思うのは、私もこういう発信をするということは、
れっきとした「いちメディア」なんだという自覚。

だからこそ、こういう領域に対しては、ガイドラインにそったものにしようと思います。
ツイートされていた画像も添付してみます。

カウンセリング、セラピーを受けるという選択肢

さらに、私たち日本人はもっともっと、
カウンセリングやセラピーを受けるということを、
日常にしてみて欲しいと思います。

カウンセリングやセラピーは精神病の人が受けるもの、という、
固定観念があると言われています。

でも、プロのカウンセラーやセラピストは、あなたの悩みや問題に対して、
雑談では終わらせないスキルを持っているのです。

そして欧米では、ひとりひとり、かかりつけのドクターとセラピストを持っているのが普通だと言われています。

私も個人セッションを行っています。
そして私の周りには素晴らしいプロのカウンセラー、セラピストがたくさんいます。

どうか、もしあなたがいま、心のうちに重たいものを抱えているならば、

それがなんだかわからなくても、辻褄が合わないことであっても、
こんな悩み、大したことないから、と自分の気持ちを蔑ろにしないで、
プロのカウンセラー、セラピスト、また心身に詳しいヨガ教師、ボティーワーカーなど、気になる人を見つけてアプローチしてみて欲しいです。

本当に、本当に。

どうか、本当に。

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